ムーンストラック（2006年生、母オリンピアデュカキス）

ムーンストラック（2006年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したオリンピアデュカキスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方18戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の4歳。

経歴

デビュー前

森谷良臣厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2009年）

11月30日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は513kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミラクルジーノを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（2010年）

1月19日、中6週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミレニアムサンダーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月3日、中5週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るナリズヴィヴィアンを異次元の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2十五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月2日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般C2十四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

11月10日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のワイエスマイスターに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3一（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5歳（2011年）

10月31日、約10か月半の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で繁田健一騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で繁田健一騎手（11戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で繁田健一騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（2012年）

1月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で繁田健一騎手（13戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったキョウバキングにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月13日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で繁田健一騎手（14戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で繁田健一騎手（15戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で繁田健一騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルキングに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中6週で迎えた18戦目は、一般C3八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で繁田健一騎手（17戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。