ウォーターデービス（1989年生、母ウォーターブルー）

ウォーターデービス（1989年6月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時22歳）と交配したウォーターブルーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、地方7戦3勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月11日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた2戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

2月1日、中1週で迎えた3戦目は、田所秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のラッキーダイオーに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月6日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた12戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4歳（1993年）

1月17日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月6日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（6戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

7月24日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月21日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた19戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のムラムスメに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた20戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1994年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大瀬戸豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のソーエーオーザに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大瀬戸豊騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンカイザーに半馬身の差をつけて制した。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、特別恋路賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。