トウカイエトワール（1999年生、母トウカイビジン）

トウカイエトワール（1999年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時14歳）と交配したトウカイビジンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

加藤武次厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2001年）

8月3日、デビュー戦は都平哲也騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は433kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で都平哲也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のセニョールベストに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で都平哲也騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月3日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で都平哲也騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったフジノケーティングを半馬身捉え切れず2着となった。

3歳（2002年）

1月15日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で都平哲也騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で都平哲也騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月3日、中8週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた7戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月25日、中6週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のカンナ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月15日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月24日、中5週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は拜原靖之騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2003年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた14戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったガッサンコンコルドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月30日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で拜原靖之騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた22戦目は、マリーン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で拜原靖之騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

9月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で拜原靖之騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で拜原靖之騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。