エバーシャドネー（2019年生、母エバーシャルマン）

エバーシャドネー（2019年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ブドウの品種」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したエバーシャルマンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月12日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。17頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマテンロウオリオンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2022年）

1月10日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月26日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの出雲崎特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月18日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた6戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの松浜特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったトゥデイイズザデイにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月15日、中9週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベッラアルバを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

2月12日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの太宰府特別（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。