コノミエルシド（1999年生、母ヤマビコマリー）

1999.05.04

コノミエルシド（1999年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のビソウエルシド（当時14歳）と交配したヤマビコマリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原 信一。戦績は、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2002年）

4月29日、デビュー戦は長田進仁騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハヤトキングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハヤトキングを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコモヒメハイパーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコモヒメハイパーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を収める

4歳（2003年）

7月12日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月15日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた8戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。