ラシアンパワー（1991年生、母アンジェラ）
Russian Power
1991.05.15
ラシアンパワー（1991年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時11歳）と交配したアンジェラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦8勝2着8回。主な勝ち鞍は1997年の両国特別(C1二)。
経歴
デビュー前
土門一美厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1994年）
5月29日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
7月16日、中3週で迎えた3戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
7月31日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。
12月31日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（1995年）
1月14日、中1週で迎えた6戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
1月24日、中0週で迎えた7戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワテイオーから1馬身半差の2着となった。
2月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-9（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のボンアミーゴに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
3月17日、中0週で迎えた11戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、マッチメイトショー（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月18日、中4週で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月1日、中1週で迎えた13戦目は、ゴールデンジョッキー賞（高崎ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンリベラルから3/4馬身差の2着となった。
5月31日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメッセージからアタマ差の2着となった。
6月18日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキョウロードに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。
7月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルワカナイスから1馬身半差の2着となった。
9月13日、中9週で迎えた17戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月11日、中3週で迎えた18戦目は、一般D（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた19戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のコノミヒメに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
11月6日、中1週で迎えた20戦目は、択捉特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月16日、中0週で迎えた21戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、嵐山特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマフエースをアタマ差制して勝利を手中に収めた。
5歳（1996年）
4月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、月形特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月1日、連闘で迎えた23戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、萩の山特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったステディボーイから4馬身差の2着に敗北した。
5月13日、中1週で迎えた24戦目は、日の出特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のショウエイヤングをハナ差制して優勝
6月4日、中2週で迎えた25戦目は、砂川特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上正和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノグローリアに2馬身の差をつけて制した。
7月3日、中3週で迎えた26戦目は、エリダヌス特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上正和騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマサシャトルからハナ差の2着に惜敗した。
7月17日、中1週で迎えた27戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上正和騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングゼウスをハナ差制して優勝
8月28日、中5週で迎えた28戦目は、スピカ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上正和騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングリゲルからアタマ差の2着に甘んじた。
9月12日、中1週で迎えた29戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、旭岳賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月9日、中3週で迎えた30戦目は、新冠森林公園特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上正和騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったステディボーイから1馬身半差の2着に敗北した。
10月23日、中1週で迎えた31戦目は、門別トレセン特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月10日、中6週で迎えた32戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月29日、中2週で迎えた33戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、師走特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6歳（1997年）
1月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた34戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、両国特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティーイレブンに半馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。
1月31日、中1週で迎えた35戦目は、エレガンス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
2月8日、連闘で迎えた36戦目は、白富士賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月1日、中2週で迎えた37戦目は、マーチ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。
8月24日、約6か月の休み明けで迎えた38戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝2600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
12月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月14日、連闘で迎えた40戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月29日、中1週で迎えた41戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
7歳（1998年）
1月7日、連闘で迎えた42戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月14日、約3か月の休養明けで迎えた43戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた44戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。
5月11日、中1週で迎えた45戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。