ユキノアレキ（1988年生、母マルタカフラワー）

Yukino Alex

1988.02.22

ユキノアレキ（1988年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイゼンシルバー（当時7歳）と交配したマルタカフラワーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原 武久。戦績は、中央平地9戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月14日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月21日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のミホノテイオーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中3週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

3歳（1991年）

4月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は牧田和弥騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（3戦1勝）。17頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京芝1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のえのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた8戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

11月6日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた12戦目は、渡子勝騎手を鞍上に迎えて、丹頂鶴特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。