メイショウハヤオウ（1998年生、母アルタデナ）
Meisho Haya O
1998.04.10
メイショウハヤオウ（1998年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時12歳）と交配したアルタデナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地37戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
11月4日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。
11月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のピサノリヴィエールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。
3歳（2001年）
1月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は飯田祐史騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。
4月29日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
5月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
4歳（2002年）
1月12日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。
1月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた10戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
3月3日、中2週で迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。
3月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたメモリーセット決め手に屈してクビ差の2着となった。
4月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。
4月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。
5月12日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
5歳（2003年）
3月22日、約10か月半の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
4月6日、中1週で迎えた17戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のフミノトップヘイロに2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
5月18日、中5週で迎えた18戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。
6月21日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、4着に終わった。
7月12日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンシャイアンを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（12戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。
8月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（14戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。
9月20日、中3週で迎えた25戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
10月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（15戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。
6歳（2004年）
5月2日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（16戦1勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
5月29日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（17戦1勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
6月26日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下の舞子特別（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（18戦1勝）。17頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（19戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。
12月26日、約5か月半の休養明けで迎えた31戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（20戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
7歳（2005年）
1月22日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（21戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。
2月20日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（22戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
3月19日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（23戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。
4月2日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（24戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたタケイチマサル決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
4月16日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（25戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。
5月21日、中4週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（26戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。