フェイスアウト（1996年生、母メイフローラ）
Face Out
1996.04.12
フェイスアウト（1996年4月12日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時19歳）と交配したメイフローラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地12戦0勝。
経歴
デビュー前
キャロットクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。
増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1998年）
9月19日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で増沢由貴子騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で増沢由貴子騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で増沢由貴子騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で増沢由貴子騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。
3歳（1999年）
4月24日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた9戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。
10月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。
10月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。