ゴットフルール（2016年生、母ダノンフローラ）

Gotto Fleur

2016.04.26

ゴットフルール（2016年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時10歳）と交配したダノンフローラが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、後藤進によって1,134万円で落札された。

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月28日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2019年）

1月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたハーシェル決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

5月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月26日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブラックハーデスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月15日、中2週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの稲城特別（東京芝2400m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったオセアグレイトにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

8月18日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のプルクラに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。