ウソハッピャク（2012年生、母ウソツキ）

ウソハッピャク（2012年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「うそ八百」。毛色は栗毛。種牡馬のローエングリン（当時13歳）と交配したウソツキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月23日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

3歳（2015年）

1月31日、中5週で迎えた3戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入った。

2月14日、中1週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた5戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月3日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったダンツカペラにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、L.オールプレス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた10戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

9月5日、中7週で迎えた11戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノランナウェイから1馬身3/4差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウインイルソーレに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。