パグ（1999年生、母ベークルイーズ）

Pug

1999.06.12

パグ（1999年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラシアンボンド（当時13歳）と交配したベークルイーズが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷 武志。戦績は、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カタオカステーブルから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、カタオカステーブルから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、藤村昇によって325.5万円で落札された。

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月18日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンメイマサコから5馬身差の2着となった。

8月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンシングメリーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルロープに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2002年）

1月1日、中5週で迎えた6戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したネスにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったハライゴシにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかみのやま競馬活気会賞（上山ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた10戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の谷口純治追悼記念（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2003年）

1月27日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月15日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月30日、連闘で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C2十11（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた15戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。