ウェルカムフラワー（2003年生、母ブラッシュウィズテキーラ）

ウェルカムフラワー（2003年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「おもてなしの花」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時8歳）と交配したブラッシュウィズテキーラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D3一。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

5月14日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月12日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

9月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月5日、中9週で迎えた6戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月11日、中2週で迎えた8戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウカイベストに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C7四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C8一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D1一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったステイタスバリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C6二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（11戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、エンジェルピアスに交わされて1馬身差の2着となった。

8月2日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したタイトリストを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（13戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（14戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたチェリーサウンド決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

9月27日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。