ナンセイタイム（2021年生、母カサロサーダ）

Nansei Time

2021.05.27

ナンセイタイム（2021年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したカサロサーダが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2024年の越中島川賞。

経歴

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

12月26日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に敗れた。

3歳（2024年）

1月23日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦の蛇崩川賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦の越中島川賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘魂でひたむきに粘り続けて、最後は2着のボヌールアンドゥーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月27日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のトーケンレナンに3馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

7月31日、中4週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、I.W.ハーパー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月10日、中5週で迎えた6戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、レッド・ライオン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月2日、中2週で迎えた7戦目は、クリスタルクォーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったカズノミカヅキにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。