ミントマーク（2020年生、母ローズノーブル）

ミントマーク（2020年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「貨幣を鋳造した場所を特定するための刻印。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したローズノーブルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月24日、デビュー戦はB.ムルザバエフ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプッシュオンにクビ差届かず2着となった。

3歳（2023年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でB.ムルザバエフ騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャイニースイフトを豪快な末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

3月18日、中7週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月25日、中9週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

8月19日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月21日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの岩船特別（新潟芝2200m 小雨/重）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

4歳（2024年）

10月19日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したパシアンジャンを差し切れず、3馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月28日、中7週で迎えた10戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5歳（2025年）

1月18日、中2週で迎えた11戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた12戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの高千穂特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。