コウワスプラッシュ（2005年生、母ダンツマジック）

コウワスプラッシュ（2005年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋跳ね散らす」。毛色は栗毛。種牡馬のアラムシャー（当時5歳）と交配したダンツマジックが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷岡正次から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって735万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、野崎昭夫によって1,018.5万円で落札された。

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

10月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた3戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

3歳（2008年）

4月5日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月21日、中6週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブライトフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のターコイズ賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた8戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた9戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。