アマートモンジュ（1999年生、母ナカミファンタジア）

アマートモンジュ（1999年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時15歳）と交配したナカミファンタジアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2ハ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永ファームから「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,680万円で落札された。

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

7月8日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3歳（2002年）

2月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

6月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったホワイトパールを3/4馬身捉え切れず2着となった。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に敗れた。

9月21日、中7週で迎えた12戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた14戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2003年）

1月2日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた15戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月12日、中0週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラブライアンから約13馬身差の2着となった。

2月7日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた19戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグレシアンウイナーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた21戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた26戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月4日、中4週で迎えた28戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では決め手に欠いて17着に終わった。

10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。