ドンエレクトス（2023年生、母ドナプリモ）

Don Erectus

2023.03.30

ドンエレクトス（2023年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+威厳がある(ラテン語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時13歳）と交配したドナプリモが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日西牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

8月17日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキーンセンスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコパノトーマスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月9日、中8週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのカトレアステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したサトノボヤージュを差し切れず、1馬身半差の2着となった。