オリヒメペコ（2018年生、母アイリッシュペコ）

Orihime Peko

2018.04.02

オリヒメペコ（2018年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「織姫+母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時11歳）と交配したアイリッシュペコが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、細川大輔によって378万円で落札された。

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月4日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

3歳（2021年）

9月10日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロマンスタイムに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコンフィテオールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったキチロクレディスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。