ヴィグラスレディー（2018年生、母ドリームサンサン）

ヴィグラスレディー（2018年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「活発な女性」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したドリームサンサンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2021年の夜のウーマんチャンス(C2 29)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ドリームターフから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって540万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、小林博雄によって528万円で落札された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月20日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月4日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月9日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月14日、中9週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

9月18日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた7戦目は、夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスペシャルパワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヌンシーズにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のハワイアンブリーズをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

12月4日、中3週で迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったルージュサンライズを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月25日、中2週で迎えた11戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のヴァイルを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4歳（2022年）

1月15日、中2週で迎えた12戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、孟春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、梅見月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた15戦目は、清風賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた16戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

7月23日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた19戦目は、馬好王国杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた21戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マオノルカンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中4週で迎えた22戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ座特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた23戦目は、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦3勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。