ミスターエンザン（2011年生、母ステンレスダンサー）

ミスターエンザン（2011年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紳士＋縁＋山。紳士的な良縁を山のように築けるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時16歳）と交配したステンレスダンサーが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川正美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、深澤朝房によって577.5万円で落札された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

5月25日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したウインヴォイジャーを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月2日、中6週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトほうせんか特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。