テイエムハヤテオー（2018年生、母ポンテペルレ）

テイエムハヤテオー（2018年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+疾風+王」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時13歳）と交配したポンテペルレが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月14日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2021年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月22日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のサムワンスペシャルを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

9月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた8戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（2022年）

3月17日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、逆瀬川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた10戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

7月17日、中7週で迎えた13戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

7月24日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2022年8月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5歳（2023年）

1月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、霞染月賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、ミモザ賞（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトウカイキュニスカに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた17戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、夢見月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた19戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、桃月賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた20戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた22戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月22日、連闘で迎えた23戦目は、薫風賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた24戦目は、すずらん特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた25戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアストライオスに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

8月13日、中5週で迎えた27戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた28戦目は、向日葵特別（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

9月17日、中1週で迎えた29戦目は、りんどう特別（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた30戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、的場文男レジェンドカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた31戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた32戦目は、松浦一酒造「松浦一」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた33戦目は、神楽月賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で青海大樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた34戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で青海大樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた35戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で青海大樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2022年3月24日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。