ドンタカーミ（2021年生、母プレイフォミラクル）
Don Takami
2021.02.26
ドンタカーミ（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「首領+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ（当時20歳）と交配したプレイフォミラクルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日本中央競馬会日高育成牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2十二。
経歴
デビュー前
2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、村田滋によって286万円で落札された。
粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2023年）
10月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
12月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。
3歳（2024年）
1月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。
3月2日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
3月31日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。
7月7日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。
8月6日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。
8月20日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったダブルブラックにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
9月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（58） 特編（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフューゲイシャスに約14馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。
10月1日、中1週で迎えた11戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のセンニチコウ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた12戦目は、私の愛馬メモリアル（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、レギウスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
11月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた15戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた16戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のシンビジューム賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。