ヒーロールンタ（2003年生、母メジロフリーゼ）

ヒーロールンタ（2003年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「英雄＋風の馬（チベット語）」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時8歳）と交配したメジロフリーゼが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パラダイスファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、パラダイスファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田修によって525万円で落札された。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月9日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3月19日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 雨/重）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた8戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（2007年）

3月6日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。