オンワードキャノン（2007年生、母オンワードセルボ）

オンワードキャノン（2007年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大砲」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時10歳）と交配したオンワードセルボが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月20日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3歳（2010年）

1月16日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

3月25日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月20日、中7週で迎えた5戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

9月28日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。