ジェームズテソーロ（2021年生、母ロマンシエール）

ジェームズテソーロ（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの河川名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時14歳）と交配したロマンシエールが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はリョーケンファーム株式会社。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 23。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月28日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

4月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

7月27日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は一杯になって18着に終わった。

11月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた5戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ヤマモミジにハナ差交わされて2着となった。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、うまかつアプリiOS版もリリース記念（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアスカセオンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、UMATENA賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1300m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月16日、中0週で迎えた11戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

6月13日、中0週で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた15戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、みっくら記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったヴルカヌスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月13日、中5週で迎えた17戦目は、拓海&涼風ハッピーウェディング杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。