ラールプールラール（1997年生、母ソルティーレディー）

ラールプールラール（1997年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時11歳）と交配したソルティーレディーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

4月23日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったインターパブリックに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松田大作騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゼンノマッキンリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2001年）

1月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松田大作騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた11戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2002年）

1月7日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

1月27日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

8月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では末脚が冴えず18着に終わった。