トータルクラリティ（2022年生、母ビットレート）

Total Clarity

2022.01.30

トータルクラリティ（2022年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「完全な鮮明さ。ビットレートを上げて得られる高画質。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時21歳）と交配したビットレートが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年の新潟2歳ステークス(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月16日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラトラースを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月25日、中9週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコートアリシアンを半馬身振り切って重賞初挑戦初制覇を果たした。

12月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

3歳（2025年）

3月22日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳G3のファルコンステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5月11日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村友一騎手（4戦2勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい18着に終わった。

9月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月30日、中8週で迎えた7戦目は、オータムリーフステークス(ジェンティルドンナ追悼競走)（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。