ポートタウランガ（2022年生、母ハイカックウ）

Port Tauranga

2022.03.24

ポートタウランガ（2022年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ニュージーランドのキウイフルーツの積み出し港」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時12歳）と交配したハイカックウが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

嘉藤貴行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月5日、デビュー戦は石田拓郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3月2日、中7週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、4着に入り込んだ。

3月29日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したミッシオーネに半馬身届かず2着となった。

5月25日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず14着に敗れた。

2025年5月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月19日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったダディーズグーグーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた7戦目は、生誕祭まであと2日記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るロードアライアンスを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。