キタノヒーロー（2021年生、母ミニレイスター）

キタノヒーロー（2021年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時13歳）と交配したミニレイスターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浜口牧場。2023年の平和賞(S3)で2着に入った他、2024年の芙蓉賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、国田正忠によって484万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

8月9日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したヴィヴィアンエイトにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイモノソーダワリデに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ6（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケンタッキーグレイに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月25日、中3週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したカプセルに3/4馬身届かず2着となった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、2歳M1の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn3のブルーバードカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、浜口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、国田正忠によって484万円で落札された。

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

2月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったマコトロクサノホコに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のアクアマリンカップ（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクラシックチャレンジ（大井ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの東京ダービーチャレンジ（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳Jpn1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

7月24日、中6週で迎えた13戦目は、3歳オープンの芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したペルセヴェランテにアタマ差届かず2着となった。

9月4日、中5週で迎えた14戦目は、3歳オープンの戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。