メジロテンザン（1992年生、母メジロコリーダ）

メジロテンザン（1992年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロティターン（当時14歳）と交配したメジロコリーダが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、中央障害5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

9月3日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた3戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3歳（1995年）

4月23日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

10月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヘラストークを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（1996年）

6月15日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5歳（1997年）

3月2日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた13戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイムテキから8馬身差の2着となった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で酒井浩騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセフティーカイザーから7馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井浩騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウレガードに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

11月15日、約6か月の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井浩騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。