スズカトップバゴ（2018年生、母マイネマリアンヌ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、真歌田中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって2,160万円で落札された。

2歳（2020年）

11月8日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3歳（2021年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアリーヴォにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったアンフィニドールにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川又賢治騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では豪脚を爆発させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のマテンロウアレスに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月22日、中4週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの春日井特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月7日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は川又賢治騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2022年）

2月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4月24日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヴェントボニートを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスの鞍ケ池特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの中京スポニチ賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のジュンブルースカイをクビ差振り切って優勝

5歳（2023年）

5月14日、約11か月半の休養明けで迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの錦ステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの白川郷ステークス（中京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの摩耶ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

6歳（2024年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの難波ステークス（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2024年3月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。