グランバロン（2017年生、母Royal Highness）

Grand Baron

2017.02.13

グランバロン（2017年2月13日）は、フランスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大な男爵（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のMuhaarar（当時5歳）と交配したRoyal Highnessが16歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の一般C26。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月20日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

3歳（2020年）

6月14日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

8月13日、中6週で迎えた4戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の（b）（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアービターに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。