ミホノキセキ（2021年生、母ファステストネオ）

Mihono Kiseki

2021.02.18

ミホノキセキ（2021年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したファステストネオが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

森始厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2024年）

2月8日、デビュー戦は西村栄喜騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のイッポンミチに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のアイディンエースに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月12日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦のP（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて抜け出し、最後は2着のアトモスフィアに4馬身の差をつけて優勝

5月29日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

8月27日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、伸びてきたアトモスフィア決め手に屈してハナ差の2着となった。

9月26日、中3週で迎えた7戦目は、モミジアオイスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた8戦目は、さそり座ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディーズメイトに2馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。