タイプダンサー（1993年生、母Northeastern）

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

10月7日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のバンブトンニースをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月10日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3歳（1996年）

1月20日、中3週で迎えた6戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月31日、中6週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったニーニャデガルチに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着を確保した。