オーガストビュー（1997年生、母オーガストハニムーン）

オーガストビュー（1997年8月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSports View（当時10歳）と交配したオーガストハニムーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は神奈川県、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の南淡淡路人形特別(A1)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額2,500万円（50万×50口）で一口馬主が募集された。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

10月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた3戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4歳（2001年）

4月4日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコロニアルサミットに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエルウェービルダーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコロニアルサミットに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマユウキに約10馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノバクシンオーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（5戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグラデュエートに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローズワンに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上A3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧毅騎手（7戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上A3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小牧毅騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングモガンボから1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、チャンピオンジョッキー賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はアヤノサンシーと並んで2着同着となった。

10月10日、中4週で迎えた15戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハシレテイオーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、南淡淡路人形特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキングモガンボに4馬身の差をつけて制した。

11月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（11戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリアードラゴンからクビ差の2着に甘んじた。

7歳（2004年）

1月7日、約26か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた18戦目は、ラジオ大阪賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（12戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルカヴォイスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（13戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

2月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。