ゴウカクテン（1996年生、母ホワイトシルキー）
Gokakuten
1996.03.20
ゴウカクテン（1996年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のプリンスオブバーズ（当時11歳）と交配したホワイトシルキーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。戦績は、地方37戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の盆踊り特別(一般C3一)。
経歴
デビュー前
川勝貫次厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（1999年）
11月19日、デビュー戦は米元圭騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のホクトテンションに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月30日、中5週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米元圭騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
4歳（2000年）
1月20日、中2週で迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米元圭騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のテツノヘリオスをアタマ差振り切って2勝目を奪取した。
2月18日、中3週で迎えた4戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米元圭騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
3月9日、中2週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のイエローギャロップに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。
4月7日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2九イ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。
5月5日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2七イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
5月26日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたプロヴィデンス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
6月29日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。
7月31日、中4週で迎えた10戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、夏祭り特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。
8月23日、中2週で迎えた11戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたホクトクローバー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
9月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
9月22日、中0週で迎えた13戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柿本政男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
11月1日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入った。
12月8日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、ホワイトエンジェル賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた16戦目は、福岡登騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
5歳（2001年）
1月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。
2月7日、中3週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、スノーフレーク特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。
3月16日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。
4月5日、中2週で迎えた20戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、一般C2五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
4月23日、中2週で迎えた21戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2七イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。
6月1日、中5週で迎えた22戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
7月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2八イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。
7月31日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたマッターホルン決め手に屈して半馬身差の2着となった。
8月23日、中2週で迎えた25戦目は、盆踊り特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマキビューティフルに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
9月19日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。
10月10日、中2週で迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2二イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
11月7日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
12月5日、中1週で迎えた30戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミルローザを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月17日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の習志野特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
6歳（2002年）
1月4日、中2週で迎えた32戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、’02船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
2月6日、中4週で迎えた33戦目は、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。
2月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2七（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（13戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
3月27日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。
4月18日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（14戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
5月7日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（15戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。