アールパラダンス（2007年生、母ケージーパール）

アールパラダンス（2007年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋パラパラ（ダンスの種類）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時10歳）と交配したケージーパールが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イワミ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、幾千世牧場によって105万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2009年）

7月3日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は443kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のパピチャンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月9日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月7日、中9週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3歳（2010年）

1月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

1月15日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月11日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦のフレッシュフェブラリー特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた10戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のなのはな賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月23日、中1週で迎えた11戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッシュマーチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月22日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2五（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

4歳（2011年）

1月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2十11十二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。