レイニングバイオ（2012年生、母セクシーディナー）

レイニングバイオ（2012年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君臨＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時12歳）と交配したセクシーディナーが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、川島牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、バイオによって1,470万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月26日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3歳（2015年）

2月14日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4月11日、中7週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月18日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、エッケザックスに交わされて約11馬身差の2着となった。