ラブプリモニション（2004年生、母スギノクリスティー）

ラブプリモニション（2004年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「恋＋予感」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時11歳）と交配したスギノクリスティーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の名古屋チャレンジカップメロン賞。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月29日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月17日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月23日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

3歳（2007年）

2月10日、中6週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3月11日、中3週で迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオオヒメに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったトウショウガナーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田中健騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた11戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナスノオスカーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月1日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2008年）

2月25日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、観梅特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた15戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、春分特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ポインタース賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。