ジューングラスミー（2015年生、母ペガサスゴールド）

ジューングラスミー（2015年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ガラス＋私に」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時12歳）と交配したペガサスゴールドが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸幸小林牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸幸小林牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、吉川ホールディングスによって1,512万円で落札された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月22日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月19日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、B.アヴドゥラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビッグウェーブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2019年）

7月28日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヒロノセンキンに3馬身の差をつけて優勝