ヤングターク（1991年生、母サリーブレスト）

Young Turk

1991.04.20

ヤングターク（1991年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターナボス（当時14歳）と交配したサリーブレストが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

10月9日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったタケノキャプテンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。17頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

3歳（1994年）

2月27日、中9週で迎えた6戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

8月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオンワードチャペルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。