ディクテイター（2018年生、母アンブロワーズ）

Dictator

2018.03.30

ディクテイター（2018年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「独裁者」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したアンブロワーズが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月9日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 曇/不良）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトウシンモンブランに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2021年）

1月17日、中9週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

10月17日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。