フュテール（2013年生、母ハーレムスウィング）

フュテール（2013年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「未来（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時16歳）と交配したハーレムスウィングが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際辰夫。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方21戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際辰夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、落合幸弘によって777.6万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月16日、デビュー戦はF.ベリー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

2月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月5日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラボルトにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月27日、中2週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月19日、中9週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、プリンシアラッテオに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月8日、中5週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の耶馬溪賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた14戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の久住山賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた15戦目は、ブリリアントカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2017年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、千両賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口以和騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた17戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた18戦目は、白梅賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の夜桜スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

5月5日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のSPAT4プレミアムポイント賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた22戦目は、安房スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月21日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、水葵スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた24戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、SPAT4プレミアムポイント賞in船橋（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月18日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた25戦目は、一般C1（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた26戦目は、神奈川県営水道カッピー杯（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のサマーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は田中力騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、こうのす花火大会賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた29戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の楽天競馬特別（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のオクトーバーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は田中力騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

12月6日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、横川尚央騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

5歳（2018年）

1月17日、中5週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた32戦目は、YоuTubeで公開中!特案係カップ（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川尚央騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。