ラガーニチリンオー（2010年生、母ラガーシンガー）

ラガーニチリンオー（2010年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋日輪王」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時8歳）と交配したラガーシンガーが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

3月23日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒドゥンブレイドにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

7月20日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

4歳（2014年）

3月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったエムエムロゼオに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた6戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワイララヴに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のユキノクレオパトラを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

5月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。