グレナマディー（2021年生、母ゴールウェイ）

グレナマディー（2021年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アイルランド、ゴールウェイ州にある町の名前。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時18歳）と交配したゴールウェイが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 19。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑利彦によって1,760万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月9日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

5月12日、中8週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

6月29日、中6週で迎えた3戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

8月17日、中6週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

10月6日、中6週で迎えた5戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた6戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったゴールデンリープに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2 25（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったスキップライトに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2 21（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったルーフオブヘヴンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のチャーチルテソーロに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

1月12日、中3週で迎えた10戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアオイツキにハナ差届かず2着に惜敗した。

2月23日、中3週で迎えた12戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島拓騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた21戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、里帰りJC第1戦ウェルカムカップ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた22戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（14戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（15戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のロケットバディーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（16戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったロトエンペラーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた25戦目は、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた26戦目は、寒露特選（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（17戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、七五三賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（18戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。