ブリスフルタイム（2013年生、母アネモティス）

ブリスフルタイム（2013年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「至福の時。至福の時間が過ごせますようにと願いを込めて」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時6歳）と交配したアネモティスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方21戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月1日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月19日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2016年）

4月10日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

6月19日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。

8月14日、中7週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月12日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ヒロノブライアンに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったカレンジラソーレに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

4歳（2017年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のクリノロスメルタをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアスカノホマレに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケージートパーズに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月30日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、ブリーズリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡瀬和幸騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で渡瀬和幸騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月11日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で渡瀬和幸騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したノエルキャロルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月31日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で渡瀬和幸騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のナンヨーウゼンに3馬身半の差をつけて順当に勝利した。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で渡瀬和幸騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマサタケゴールドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で渡瀬和幸騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5歳（2018年）

1月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（16戦3勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（17戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、皆元気でねポーアイ思い出杯（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（18戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したバッターカネムラを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月4日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた27戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（19戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。