メイショウサマンサ（2001年生、母スイートマーサ）

メイショウサマンサ（2001年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したスイートマーサが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は金浜睦夫。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金浜睦夫から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって367.5万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月12日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイクローサを豪脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

12月28日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月24日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

4歳（2005年）

1月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は長谷川浩大騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（3戦1勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（4戦1勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

5月15日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた11戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。