フルネーズ（2018年生、母アルフォンシーヌ）

フルネーズ（2018年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「インド洋にある火山の名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時11歳）と交配したアルフォンシーヌが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月12日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

9月6日、中7週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のアイリッシュムーンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

2月27日、中7週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は石川裕紀人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月11日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

10月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの岩船特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

4歳（2022年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

2022年9月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。