ネルハ（2017年生、母アルボランシー）

ネルハ（2017年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アルボラン海に面した美しい観光地。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時14歳）と交配したアルボランシーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高瀬牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,200万円（6万×200口）で一口馬主が募集された。

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

4月18日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

6月27日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月5日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセぺ特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、サイヤダンサーに交わされて5馬身差の2着となった。

9月6日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。